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2011年12月15日木曜日

パララバ―Parallel lovers



第15回電撃小説大賞「金賞」受賞作

ジャンル    :ミステリ
ストーリー    :3
構成       :3
キャラ        :1
読みやすさ  :3
オチ         :5
設定       :7
総合            :3

あらすじ
遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死してしまう。本来であれば、二人の物語はそれで終わったはずだった。しかし一哉の通夜の晩、綾のもとに一本の電話がかかる。電話の主は死んだはずの一哉。そして戸惑う彼女にその声は告げた。死んだのはお前の方ではないのかと…。二人が行き着く真実とは!?出会えぬ二人の運命は!?携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー

感想
ミステリとしての出来は……申し訳ないがレベル低過ぎ。
青春としても微妙。青春仲間みんな悪すぎだろ、パラレルワールドについては言及なしの切ない系エンド。
うーん、学生といえばドラッグだべ?みたいな流れはなぁ、こうも優しく描いときながらさ

というか、何より冗長というか、一人称の地の文がつまんないんだよね。女性主人公だからってこと関係なく。。

好きな場所は、終盤主人公が襲ってきた相手と立場逆転して、生殺与奪の権を持った所の描写。
あーゆー葛藤は好きー

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