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2011年12月15日木曜日

六花の勇者 1巻


ジャンル    :ミステリ、ファンタジー
ストーリー    :6
構成       :8
キャラ        :8
オチ         :7
設定      :8
総合            :7


あらすじ
闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇 者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ 込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―

感想
本格ミステリ、とまでは言わないが、最初萩尾望都の『11人いる!』のパロかと思って読んだのをいい意味で裏切ってくれた。
発想の勝利ともいえる設定。若干敵側の弱さが目立つが、内輪もめが主題のこの作品には関係ないね。ただ最後の降伏はあっさりしすぎでは?あの強大な能力があれば、素で戦っても2,3人巻き込めそうだけど。

それにしても皆いいキャラしてるわー
解決も魔法一辺倒じゃなくて科学込みだからね。クローズドサークルはやっぱり楽しめるよ。

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